時を越えてなお・・・

家島でのコンサートの感想を読み返しながら、潮の香りと町並みを懐かしく思い出しています。もう10年が過ぎるのですね!

お便りを下さった生徒の皆さんも今はもう社会人になってバリバリと働いていると思います。結婚して赤ちゃんを育てている人もいるでしょうね。あの時、お招きいただいたA校長先生が退職され、今は保護司をされていると伺いました。

6月26日(月)そのA先生のお招きで、今回は姫路市文化センターでコンサートをいたします。時が過ぎても覚えていてくださって、お声をかけていただいて、本当に感謝です。今回もどのような出会いができるか楽しみにしながら準備をしております。皆様とお会いできるのを楽しみに

お便り from 家島中学校

*この間はお忙しい中、遠いところから家島中学校におこしいただきありがとうございました。先日のコンサートのおかげでぼくたちはいろいろなことを体験することができました。めったにない機会だったのでもっと質問等をしたかったのですが余り時間がなかったのでできなくて残念でした。これからも体に気をつけてさらにご活躍されることを願っています。

*私は時田さんの講演を聞いて、いろいろなことを学びました。目が見えないというハンディを持っていてもいろいろな人の前でコンサートをし、感動を与えるなんてとてもすごいと思いました。講演の中の曲は知っている曲も多くて、歌詞がいいものばかりでした。私も、これからいろいろな人に出会っていくと思いますが、時田さんのように人に感動を与えたり、喜んでもらえるような人になりたいです。素晴らしい講演をありがとうございました。

*私は、時田さんの歌とピアノを聞いてとても感動しました。目が見えていてもピアノを弾くことは難しいのに、そのようなことにも挑戦されていることに、とても驚きました。私も色々なことに挑戦していこうと思いました。ハンディがあっても関係ないんだなと改めて感じました。あの日、「野に咲く花のように」を聞いてから、メロディーが頭から離れません。それだけ感動しました。お口で言いたかったのですが、手紙にさせていただきました。これからまだまだ大変なことがあるかもしれませんが頑張って下さい。

*私は、時田さんのコンサートをとても楽しみにしていました。時田さんが入場して来た時、「あぁ、あの人が時田さんかぁ。どんな音楽を聞かせてくれるのだろう」と、とてもワクワクしました。コンサートが始まった時、私の頭の中は「すごいなぁ」という事しかありませんでした。そして、色々な事に挑戦したんだなぁ、という事も感じました。私は、コンサートや時田さんの話を聞き、色々な事を学ぶ事ができました。ありがとうございました。コンサートはとてもすばらしく、私にとっていい思い出となりました。本当にありがとうございました。又機会があれば、家島に来て下さい。

*先日はお忙しい中、家島中学校に来ていただき、ありがとうございました。私はこのコンサートをとおして、努力することの大切さを学びました。だから私は時田さんのようにいろいろな人にがんばることの大切さを伝えられる人になりたいと思いました。本当にありがとうございました。これからもがんばってください。

*先日は私たちのために遠いところから来ていただきありがとうございました。私たちは生まれた時から目が見えています。しかし、時田先生はそうではありません。それでもすごく明るくふるまって下さり、私たちまで明るくなりました。目が見えないというハンディがあるのにも関わらず、あんなに上手にピアノを演奏されてすごいと思いました。そして、すごいと思っただけでなく、何か勇気をもらったようにも思います。これからも大変だと思いますが、お体に気をつけてご活躍されることを願っています。本当にありがとうございました。

*先日は大変すばらしい講演ありがとうございました。私たちが日常の生活では知ることのできないことを、少しではあるけど知ることができた様に思います。講演の、楽しそうに、そして、真剣な時田さんの姿を手本に、私もこれからいろいろなことに必死で真剣に取り組んでいきたいと思いました。これを最後とせず、また家島に素敵な講演をしに来て下さい。そしてこれからも、もっと多くの人にその講演を聞かせてあげて下さい。今回は本当にありがとうございました。これからも体に気をつけて頑張って下さい。

*私は、時田さんの講演を聞いて、たくさんの勇気と感動をもらうことができました。もし私が目が見えなかったら・・・時田さんのように頑張れていたのかな?そう思いました。そして時田さんが頑張っている姿を見て「私も頑張らなくちゃ!!」と思うことができました。本当にありがとうございました。これからも多くの人々に勇気、そして感動を与えていって下さい!!応援しています。

*お元気ですか。僕たちは元気です。時田さんの講演を聞いて感動しました。時田さんの昔の話を聞いて昔にいろいろなことがあったことがわかりました。一番印象に残っているのは時田さんが駅で迷った時の話です。あの話を聞いて日本には人のために良いことをしている人がいるんだなと思いました。僕はあの話を聞いて困っている人がいれば助けてあげようと思いました。時田直也さん本当にありがとうございました。

*先日の講演を聞いて、とてもとても心に残りました。あのきれいな歌声はぼくの心の中に今でも残っています。時田直也さんは今元気にしていらっしゃると言っていましたが、ぼくがもし同じような状況であれば挫折をしてしまうかもしれません。これからもきれいな歌声でみなさんを励ましていってください。これからも活躍されることを願っています。

2006年 #人権コンサート

春霞の三日月を見上げて

今晩の三日月はうっすらと霞がかかっていました。
「となりの熊さん」のHPリニューアルしたこともあって、今まで頂いた感想やお便りを少しづつアップしています。
読み返しながら、コンサートの情景を思い出したり、その折にお話しした事を思い出したり、現実直面していることに思いを馳せたり・・・
いろんなことが心の中をかけめぐっていきます。
「心が痛む」と「心がすさむ」の違いについて考えされられたこともありましたが、今も時々心の中をよぎります。

慌ててUstreamの準備をしはじめたところで
阪神タイガースの野球中継を聞きながら「となりの熊さん」
〜明日やで〜〜〜、今日やったら野球中聞いてないし!〜と一言
一日、間違えてた ><
ということで、明日5月31日19:00「時田直也の聖書朗読ライブ」20:00「ほっこりさん」Ustreamで start です

by 風の旅っ子

昨日のつづき・・・

時田さんが歌いはじめたとたんにぞ〜っと鳥はだがたった。また色々喋ってみたいです(高3)

時田さんの歌は、他の人の曲だが、時田さんが自分の歌い方でたましいが入っているから感動した

コンサート感想文より 

生の演奏を間近で聞けてよかったです。時田さんのエピソードも心に響くものがありました。思っていた以上に良かったです。 (高三)

生まれてすぐ目が見えなくなるということは、字ばかりの本を読んでいる感じだと思う。でも僕たちは字と一緒に絵も見ているからその本の風景などが確かにわかる。字ばかりだと全てが想像の世界ということになる。そんな困難な状況の中で楽譜も見えず、自分のかんをたよりにピアノを引くことはそうとう苦労されたんだと思う。目が見えることがどれだけ恵まれたことかこれまで考えたことも無かったが、今回の演奏を聴いて考えるいい機会になった。(高二)

今回の活動というよりも時田さんのことが非常に印象深かったです。お話のひとつひとつが心に残りました。「障害があることはデメリットではない」とても感銘を受けました。自分には障害を持っている知人がいるのですが、察し方が変わりそうです。今回の活動はとても有意義でした。 (高三)

時田直也さんの演奏は素晴らしく感動した。お話も楽しく聴けとても充実した時間が過ごせました。目にハンディキャップを負いながら生きてこられた人生は、本当にご苦労されたと思います。僕も時田さんから勇気をもらい、これからの人生、小さなことにこだわらず生きていこうと思いました。本当にすばらしかったです。(高三)

とてもいいコンサートだった。話も為になったし、歌もとても良かったです。初めは行かないと思ってたけど、本当に行って良かったと思いました。 (高二)

最初、「普通に目が見えなくてピアノを弾く人」と思ってきましたが、時田さん自身のお話し、ピアノ演奏、歌は胸に響き、すごく感動しました。お父さんの「生きていてくれてよかった」などの言葉を聞いたりしていると、ほんとに涙が出そうなくらい感動して、勇気と希望をもらいました。本当に行ってよかったと思いました。一生心に残る思い出になりました。(高二)

 

とても感動した。目が見えないなんて事を思わせないような美しい表情のある演奏と、時田さんの落ちつくバリトンの声が凄く心地よかった。「さとうきび畑」を歌われた辺りから、涙が出そうになった。演奏の合間のこれまでの自分の話もすごく良かった。特に最後に話された、駅で迷った時の酔っぱらいの人との話とその後に演奏された「ふれあい」がすごく合っていて本当に感動した。「皆、一人一人役割があるわけで、誰一人不必要な人はいない」という事を思い知らされた。私も、まだハッキリと将来何がしたいか言い切れないけれど、「自分じゃないとできない事」を見つけて、頑張りたいと思った。酔っぱらいの人の声マネで笑いそうになった。 (高二)

心にしみいる歌声でいつまでもいつまでも感動の渦に巻き込まれていた。さまざまな病魔と戦い続けながらも両親のささえによって歌の道へと進まれた。お前がいてくれてありがとう、嬉しいと両親の愛に包まれながら、目が不自由でも体全体を使って、世の中を知り、両親に対する感謝の気持ちと愛する気持ちが歌に込められている。涙ぐましい話をきき、照りつける日差しの中でさわやかに心打たれた1日であった(高三 当時74歳)

クラーク記念高等学校

#人権コンサート

時田直也音楽事務所