ポートレイト
時田直也の横顔 ライフワーク
News Letter
Discography出版物
生後半年で未熟児網膜症と診断され、生まれた時からずっと見るという経験がありません。父の腕の中でそよ風に吹かれ、身体全身で喜びをあらわした日から今日まで私なりに色々な風に吹かれてきたように思います。
「おまえが 生まれてきてくれて嬉しかった」亡き父からのこの言葉が今の私の人生になくてはならない言葉となりました。
「目が見えないことは不便ではありますが、決して不幸ではないのです。今、生かされている喜びと輝きを歌い続けてゆきたい。
歌うことは希望を語ること」
この思いを歌にのせて語ります。
[ PROFILE]
時田直也(ときたなおや)。声楽家/バリトン
1960年神戸市に生まれ、生後半年で未熟児網膜症と診断される。6歳よりピアノを始め、19歳で声楽に目覚める。1981年「ヘレンケラー全日本盲学生音楽コンクール声楽の部」優勝 1989年大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業 1996年神戸芸術文化団体”半どんの会”より「文化賞芸術奨励賞」受賞 曽山和夫、横井輝男、藤井公子、岡田征士郎各氏に師事。
1989年 兵庫県大学新人演奏会出演、和歌山市交響楽団「天地創造」出演、
1990年 宝塚中央合唱団フォーレ「レクイエム」出演、
1998年 大町陽一郎指揮、大阪センチュリー交響楽団とアクロス福岡にて共演、
1999年総理府主催「障害者の日」中央式典のゲストとして出演、
2000年 神戸元町ミュージックウィーク2000「珈琲コンサート・バッハの珈琲カンタータ」を歌う。
2009年 室内オペラ「淀屋橋の上で」”行ったり”役で出演(兵庫県立芸術文化センター)、宗教改革500周年祝祭礼拝にてBWV80 バッハカンタータ80番出演、他。
大阪音楽大学時代から始まった弾き歌いのコンサートは幼稚園から小中学校、高等学校、大学(神戸女学院・四国大学・同志社女子大学他)各種教育機関(芦屋市、神戸市、松本市/松本文化センター、寝屋川市、宇治市他、教育委員会、神戸市シルバーカレッジ)他、地方自治体(兵庫県、姫路市/社会を明るくする運動、兵庫県立美術館、北海道東川町他)、企業(マツダ・積水ハウス・JR鉄道福音同志会・ダスキン東横他)病院・医療(上越つくしの里医療福祉会、社会福祉法人豊中愛和会、NPO法人シャローム他)各地の教会でのチャペルコンサートなど多岐にわたる。
1992年インドネシア、
1993年、1995年ノルウェー、フィンランド、
1995年 阪神淡路大震災被災 自宅全壊
2000年 神戸元町ミュージックウィーク2000「珈琲コンサート」バッハの珈琲カンタータ」を歌う。
2001年タイ(タイバンコク日本人会)、
2006年ドイツ・デュッセルドルフ、
2024年5月27日 神戸2024 世界パラ陸上競技選手権大会 開会式にて国家「君が代」独唱
2006年「歌笑風月」コンサートを神戸元町風月堂ホールにて開催
2008年 中越沖地震再起支援コンサート出演及び、NHK新潟ニュース610出演、
2010年阪神淡路大震災15年追悼コンサートを青谷福音ルーテル教会にて開催、
2011年4月東日本大震災追悼コンサートを大阪クリスチャンセンターOCCホールにて開催、
2012年東日本大震災追悼コンサート~かなしみの夜から希望の朝へ~社団法人中央電気倶楽部にて開催。東日本大震災
~聖なる夜~Holy Night初演
2014年~聖なる炎~The Candlelightを音楽劇「歌芝居」初演、
以降毎年、阪神間にてチャリティコンサートを開催。現在も継続中。
2018年 マタイ福音曲〜幸い〜 初演
2021年 シューベルト「冬の旅」 リサイタル
2022年 ヨハネ福音曲〜風は思いのままに吹く〜 初演
2023年 ルカ福音曲〜今日ダビデの町で〜 初演
1999年NHKラジオ「関西発ラジオ深夜便こころの時代」ゲスト出演、
2008年中越沖地震再起支援コンサートの後 NHK新潟ニュース610出演、ラジオ関西「ホットに語ろう」他メディアへの出演も多数
*作曲は幼少の頃から手がけているが、阪神淡路大震災の時、100曲以上あったほとんどの楽譜(自作の曲)が消失。大学在学中より童謡詩人金子みすゞ、まばたきの詩人水野源三、星野富弘他、心に残る詩を作曲。大島幼稚園(園歌)、白滝姫の歌(現:神戸市北区の民話)、個人的に依頼された詩の作曲はもとより、最近は音楽劇「歌芝居」のオリジナル曲を多数作曲、作詞にも取り組んでいる。また、讃美歌(聖書の言葉をそのままに)の作曲にも精力的に取り組んでいる。マタイ福音曲・詩編23編・草は枯れ花は散る(ペテロの第一の手紙1:24〜25)他
配信中です