先日姫路保護司保護司会主催の「社会を明るくする運動」でのコンサートを終えて、数年前にお伺いした京都医療少年院でのコンサートのことを思い出しました。あの時頂いた少年たちの感想を紹介させていただきます。
*コンサートを聞いてとっても心に残りました。じっとイスに座りながら聞いていてとってもいろいろな事を考えたり感じたりする事が出来ました。 歌や出来事を聞きながらこの人はとっても強い人だと思いました。 自分は聞いて見ているだけだったけどとっても気持ちの中に伝わってきて心が何かうるおってきて、いつのまにか自分の目までうるおってきました。 すなおな気持ちになって心から感動しました。 目が見えなくてもその分自分の体のすべてを使いきっていたと思いました。 目が見えないから諦めるじゃあなくてそのかわり自分に出来ることを心から楽しんでその楽しみを他の人にもわけていてとってもその姿を見ていたら気持ちよく聞く事が出来てとっても見ていて美しかったです。
*今日は、私達のために訪問コンサートに来て下さりありがとうございました。コンサートの前に先生から、今日コンサートに来てくださる方はピアニストで目が見えない方だと聞き、すごくびっくりしました。正直、目が見えないのにどうやってピアノなんて弾くの?!と思いました。 しかし、コンサートを聴きすごくびっくりしました。歌の間のお話もとても素敵だったし、何より一番おどろいたのは時田さんの声でした。 とても力強く響き渡る歌声にびっくりしました。バリトンの歌手の方のコンサートは初めてだったので本当に感動しました。 ピアノを弾かれているのにもおどろきました。目の見える人でもピアノが弾けるなんてすごい事なのに目の見えない時田さんがこんなに素晴らしい演奏が出来るなんて・・・。 きっと時田さんは私には想像出来ない位練習されたんだと思います。 ピアノを弾く時田さんの姿に勇気をもらいました。私にはこれからやろうと思えばなんだって出来ます。今日の事をはげみに院生活を頑張りたいと思いました。
#talk & concert #人権 #教育 #いたむ人のとなり人として