夏のたいへん暑い日に来ていただき、すてきなコンサートをありがとうございました。一つひとつの曲に時田さんのいろんな思いが込められていたようで聴く方にとってもまた思いをめぐらしながら、ピアノの音色に酔っていました。時田さんの語りをききながら、私も頑張らなくてはと自分の生き方について考える機会となりました。うまく言葉に表わせないのですが、お許しください。一言お礼をとペンをとりました・・・ (教員)
笑顔いっぱい 時田直也さんのふれあいコンサート 学級便りより
*先週、時田直也さんによるふれあいコンサートがありました。時田さんは未熟児網膜症で生まれつき目が不自由で、自分の生い立ちや、人生の中で出会った人物、そして両親がどのように自分を育ててくれたかを、曲と曲の間にお話ししてくださいました。コンサートはもちろん、子供達は、お話の方もずいぶんと印象深かったようです。その感想をお伝えします。
*このコンサートは特別なコンサートだと思いました。なぜかというと、生まれつき目が不自由な時田さん一人のコンサートだったからです。わたしはこのコンサートが行われなかったら、ひょっとしたら、きっとしょんぼりして目の前がまっくらだったかもしれません。でも時田さんは私と違って夢をたくさん抱えている人だったので、すばらしい人と出会ったと思いました。
*一時間目に5年生全員でパソコンで見た、絵本に書いてあるような目の不自由な時田さんに歌ってもらいました。最初歌う前は、「目が見えないのに、ピアノがひけるのかな?」と思っていました。でも、「目が見えているんじゃないか。」と思うほどすごくうまい演奏でした。それと時田さんが言った言葉で、心に残ったことは、誉められても自分は優秀だと思ってはいけないということと、自分以外の人はみんな先生だと思うといい、ということです。このふれあいコンサートはいろいろなことが学べてよかったです。
*しょうがいを持った時田さんが演奏、歌、話をしてくれました。その人は目が見えなくて、ピアノを演奏できて、わたしはすごーい!と思いました。最後は沖縄のうたを歌ってくれました。
*一番最初に「野に咲く花のように」という曲を聴きました。とってもきれいな声だったので、少しびっくりしました。今回のコンサートは知っている歌がたくさんあってすごく楽しかったです。目が見えないのに、すごくたくさん曲を知っていたので、びっくりしました。また、こんなコンサートをして欲しいです。プールがなくなっていやだなぁと思っていたけど、コンサートが聞けたので、よかっとと思います。
*そごく楽しいお話や、音楽を聴かせてくれました。すべての曲が時田さんにとっていろんな思い出がある曲でした。一曲一曲にすごく思いが詰まっているように聞こえました。歌もすごくうまかったです。一時間目に読んでもらった「わたしいややねん」では著者恥ずかしがっていたけど、時田さんはあまり気にしていないような気がしました。また来て欲しいです。すごくいい曲を聴かせてくれました。
*一時間目に道徳同和で「わたしいややねん」の勉強をしている時に、先生が「今日くる人は、目が不自由な人だよ。」というふうに言っていたので、最初は「どんなのかなぁ」と思っていると、いきなりきれいなピアノの音色と、すごいきれいな声が聞こえて来ました。話もしてくれました。話を聞いていると、「とてもやさしそうな人だな」と思いました。その後もどんどんきれいな声が聞けて、とても感動しました。ちなみにほくが好きだった曲は「大きな歌」「夜空のむこう」「翼をください」「わたしと小鳥とすずと」です
*時田直也さんという人にピアノを弾いてもらったけど、ぼくはとても驚きました。時田さんは目が不自由なのに、目が見えるぼくでも弾くのが難しいピアノをスラスラと弾いているので、とても驚きました。ぼくは、楽譜も見えないのに、どうやって練習したのか?と不思議に思いました。時田さんが曲と曲の間に話してくれたことがとても印象に残りました。最後にぼくが思ったことは、ぼくは努力が足りないなぁと思いました。これからも時田さんに頑張ってもらいたいです。
*ピアノを弾いている人は、目の不自由な人で、最初にピアノを弾いたとき、私はあんなに上手に弾けるなんて、すごいと思いました。いろんな話をしてくれたい、知っている歌とかをすごくきれいに歌ったりしてくれました。私は「夜空のむこう」が大好きで、あんな風に弾いてくれてとても嬉しかったです。また、来てほしいです。
三田市立武庫小学校 5年生の皆さんより
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