朗読劇 鼓くらべ

朗読劇 鼓くらべ
山本周五郎 著

「音楽は・・・、人の世で最も美しいものでございます。」

お留伊が老絵師との出会いで得たものとは・・・・!?

時代をえて伝えたいメッセージをあなたに!!

Baritone,Piano バリトン・ピアノ 時田直也 & 
  Reading 二人語り時田直也 & 露のききょう

加賀の国金沢、新年の嘉例として、城主在国の時には城中で観能がある。その後で民間から鼓の上手を集め、御前で比べ打ちを催して、ぬきんでた者には城主自らの手によって賞が与えられる。幼い頃からすぐれた腕をもっていたお留伊は師匠から幾度も御城へ上がることを勧めれらていたが勝気なゆえに、もう少し、もう少しと伸ばしてきた。が、今年はいよいよ御城に上がることになる。鼓くらべにむけて練習に余念のないお留伊の前に、ある日ひとりの老絵師が鼓を聞かせてほしいと現れる。はじめは津端の能登谷の回し者と疑っていたお留伊だが、話しているうちに誤解が解け親しさを感じはじめる。おおつごもりの明日に迫った日、思い病床の中から、

「わたしのお話しも、その鼓くらべに関わりがございます。昔、・・・もうずいぶん前になりますが・・・」と老絵師が話し始める。

年が明け、金沢城に設けられた新しい楽殿での鼓くらべ、自信をもって鼓を打つお留伊が余裕を持って相手の顔を見た時、お留伊の脳裏にあの老絵師の姿がうかびあがり、声が聞こえて来る

「・・・・音楽は人の世で最も美しいものでございます・」

この老絵師とは?!鼓くらべの勝敗や如何に?!お留伊が老絵師との出会いで得たものとは・・・・?!

鼓くらべに思う 露のききょう

*鼓くらべ 感想抜粋

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