母(三浦綾子著)読了

小林多喜二」の母、セキ の語るの思い出の数々 一気に読み終えました

人が人として生きていくことの尊さはかけがえのないもの、そして人が人でなくなることも紙一重かもしれません

セキさんが年を重ね、山路こえてをひとり口ずさみながら過ごす日々の言葉がなんとも温かく味わい深く心に残りました

多喜二の生き方、そして特高に惨殺された姿に、セキさんの心にイエス・キリストの十字架を重ねていたのではないだろうかと思いました

朗読をしてみたい1冊ですが、秋田弁はできないので諦めることとします(涙)

セキさんの口ずさんでいた#山路こえて、時田直也のPianoでお聞きください

#山路こえて


記:管理人 次は青空文庫で「蟹工船」を読んでみようと思います

平和の使者、千利久【風ふく道で】

千利久の妻たち #三浦綾子著 
戦国時代の中で利久が茶湯を愛し、茶の湯に命をかけた姿は今を生きる者にも大事なメッセージがあります
刀を持つのがあたりまえであった戦国武将に対して、「茶室には刀は要らぬ」と凛として言い放った利久、まさしく利久は平和の使者でありました
#お家で読書