思い出すあの歌声

立春を過ぎ、この季節になると22年前を思い出します。
阪神淡路大震災で自宅が全壊し、父親が手術のため神戸市西区の病院に入院。
そのような中母と二人、姉の嫁ぎ先である篠山に仮住まいをしました。
何気なく外を散歩していると、鶯が一生懸命鳴く練習をしています。
聞き耳を立てていますと、練習の成果もあり、綺麗な声で「ほ~ほけきょ♪」と歌います。
その声を聞いた瞬間、私の目から溢れるものがありました。
それはとめどなく流れてゆき、今までのことを洗い流してもらえたような思いがしました。
「君の故郷はここだよ!!」と聞こえてきます。

あれから22年いろいろなことがありましたが、あの時のあの鶯の声が今でも耳に残ります。
後、20日ほどでコンサート本番を迎えます。
今年も歌い続けることができる幸せを噛み締めながら、今準備をしています。

時田直也バリトンコンサート
かけがえのないあなたへ
阪神淡路大震災・東日本大震災追悼コンサート
2月25日(土)15:00開演 (14:30開場)
青谷福音ルーテル教会 にて
入場料 一般3,000  小学生1,500 全席自由/チケット制

今回は応援団ができました
「いたむ人のとなり人として時田直也の歌声を届ける活動を応援する会」
というなが~~~~い名前がついていますが、略称「時歌の会」
早い話が、時歌の会

阪神淡路大震災と東日本大震災を思い起こしながら追悼の歌を歌います
ご来場、心よりお待ちいたしております

時田直也

チケットお申し込みは
時田直也音楽事務所内「時歌の会」
Tel & Fax 078-291-8845 baritone@gmail.com


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