感覚の鋭さを実感しました・・・

「ふれあいコンサート」時田直也さんの歌を聴いて・・・

*最初、時田さんの声を聞いた時、その声が自分の中でとても響いた感じがした。今まで初めて聴いた声だったので心の中でとても驚きました。時田さんの話を聴いた時も、驚いた。障害者とは思えないほど、元気のある声だったからです。本当に目が見えていないのか?と、うたがいたくなるほどでした。
一曲目の「野に咲く花のように」を聴いている時、とてもピアノがうまいなと思いました。僕でも普通にひくのはむずかしいのに、時田さんは鍵盤が見えていなくても引けていました。しかも、普通にひくのではなく、歌いながら、むずかしい曲の演奏をやりとげていたので、ものすごい練習したんだろうなと思いました。これが障害者の力かと思いました。
だいたい九曲目が終わったころ、時田さんは最後にみんなで歌うはずだった「翼をください」を歌うことに変更しました。そのとき、時田さんの感覚の鋭さを実感しました。なぜならちょうどその時ぐらいに、多くの人の頭がさがっていたからです。おそらく拍手の音で、みんなの状態を感じとったのだと思います。
僕はこのコンサートで、自分達より障害者の人達の方がすごいんじゃないか?と思いました。時田さんのような人達は、体の一部に障害があるので、不便な面はあるかもしれませんが、その分、努力の力はものすごいものだと思います。それにくらべて自分達は、楽な生活をしているゆえに、努力をほとんどしていないと思います。
だから僕はこれから、時田さん達と同じくらいの努力をして、生きていきたいと思いました。

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